今すぐ無料お見積をお試し
下さい。
- 記事
- 記事一覧
- 効率的な論文作成のカギ――MS-Wordの機能活用術
- 差がつく魅力的なCVを作成する
- 論文掲載への第一歩 ― 守っていますか?「投稿規定」
- プロの国際発表Q&Aセッション攻略法
- 論文リバイズ成功の秘訣 - 査読者コメントに正しく応えるコツ
- 聴衆をひきつけるプレゼンテーションの極意
- 優れた文章力を養う正しい習慣
- 勝者の戦略的文献収集と管理方法
- 優れた科学技術論文作成への探求
- 査読者に好感をもたれる英語論文執筆の極意:
日本人執筆者が陥る間違いを回避できる12のヒント - WordとLaTeX-どちらを使うべきか?
- ジャーナルのインパクトファクターに惑わされていませんか?
- 時代の終焉: 印刷ジャーナルは滅びるのか?
- Online Ahead of Print(印刷物に先駆けたオンライン出版)について
- 間違った校正レベルを選んでいませんか?
- 読者の目を引くアブストラクトを書くには?
- 期待以上の翻訳サービスを得るには?
- 論文発表に最適なジャーナルの選び方
- 査読者のコメントに同意できません。どうしたらいいでしょう?
- 効果的なカバーレターを書くことの大切さ
間違った校正レベルを選んでいませんか?
日本の著者の皆様を20年にわたり支援してきた経験を元に、フォルテから皆様に、論文の校正ご依頼時に適切な校正レベルをお選びいただき、ご満足のいく校正結果を手にしていただくためのガイドラインをご紹介いたします。
英文校正を提供する会社の多くは、依頼者のニーズに応じて選択できる、複数レベルの校正サービスを提供しています。レベルは大まかに、「ライト」、「スタンダード」、「サブスタンティブ」に分けられます。校正レベルの差を説明するために、校正後のテキストをサンプルとして提示する会社もあります。しかし、サンプルを元に校正レベルを選択しても、校正結果に失望する場合があります。校正があまり加えられていない、あるいは逆に書き直しすぎだと不満を持つ場合があります。「もっと積極的なアプローチで、詳しいコメントや提案をして欲しかったのに」とか、「あまりにも積極的に校正を加え、私の論文を『破壊』してしまった」というのが典型的な苦情です。校正プロセスの説明、または校正サンプルのみを元に校正レベルを選んでしまっては、望ましい成果を手に出来ないことがあります。今回のニュースレターでは、著者の皆様の置かれた状況やニーズに見合うレベルの校正を依頼することによって問題を避けるための、簡単なルールを皆様にご紹介します。
どのレベルの校正を依頼するべきか
「サブスタンティブ」レベルの校正は慎重に検討した上で依頼するべきです。サブスタンティブ校正では、基本的に、校正者は論文をコントロールすることが許されたと考え、論文を改良するプロセスの中で、校正者自身のスタイルや意見を注入することを期待されていると判断します。サブスタンティブ校正では、論文に大幅な変更を加える場合があります。論文の論理的な流れを改善するために、文章を移動したり削除したり、用語やフレーズを変えたり、データや論法の弱さや矛盾点を指摘したり、別の投稿形式を薦めたり、論文の焦点を変更することを提案したりする場合さえあります。
実際には、「スタンダード」レベルが基本の校正レベルです。これは、著者から具体的な指示がない場合に選ばれる校正レベルで、校正者は用語やフレーズをチェックし、文章の流れがスムーズかつ論理的で、論文全体が一貫したスタイル、意見で統一されるように修正します。たいていの場合、校正のニーズは「スタンダード」レベルで満たされます。
「ライト」レベルの校正では、「スタンダード」と違い、論文の構造的な部分(文法、スペル、スペースなど)が細心の注意を払ってチェックされます。また、校正者は著者の言葉使いや内容をできるだけ保つよう努めます。「ライト」レベルは、大幅な校正を加えられても校正結果の見直しを行う時間がほとんどない(原稿提出まで時間がない場合や急ぎの場合)という時に有用です。
サブスタンティブ校正を依頼すべきでないケース
複数の団体の研究者によって行われた実験の共同研究者の一人として、最終論文を管理する立場で英文校正を依頼する場合、絶対にサブスタンティブ校正を依頼しないでください。同様に、複数の著者が論文の執筆に関わった場合にも、サブスタンティブ校正を依頼すべきではありません。そのような場合には、「ライト」レベルの校正を依頼すべきです。なぜなら、共著者の皆様は既に自分が何を述べたいか分かっており、また、共著者間で慎重に交渉しながら(意見を戦わせながら)どのような文章にするか合意に至っていることが多いからです。研究内容を発表する段階での目標は、理解可能な、エラーのない文章に整えることです。著者たちが最も嫌うのは、校正者が文章を移動したり、削除したり、批判したり、あるいは大幅に変更することです。そのようなことが起こると、関係者全員で校正内容の見直しや承認を再び時間をかけて行わなければなりません。このような状況で必要なのは、むしろ共著者に対する気配りと「ライト」レベルの校正なのです。
例外の場合: 複数著者の論文であっても、皆様が初稿を書き終えて、まだ同僚に回覧していない場合、また、論文作成の初期の段階で、共著者の皆様が大きな校正や変更を受け入れ可能な状況にある場合には、サブスタンティブ校正またはスタンダード校正を依頼していただいても構いません。
ニーズを誇張してはならない
ニーズを誇張すると、落胆する結果になりかねません。著者が自分の論文について「可能な限りベストな校正」をしてほしいと考えるのは自然なことですが、厳しいチェックをしてほしいと強調することは、誤解を招くことになります。本当は「的確な校正をしてもらって、優れた論文にしたい」という意味なのに、皆様の希望は、「サブスタンティブ校正」を依頼していると解釈されてしまう場合もあります。論文の改造が含まれない範囲内での的確な校正を希望する場合には、「スタンダード校正」を依頼すべきです。
リバイズ原稿に注意
論文が既にアクセプトされていて、多少のリバイズをするだけでよい場合には、「サブスタンティブ校正」を依頼してはいけません。 そのような場合には、「ライト校正」を指定することが最善の方法です。特に、校正後の原稿を見直す時間が限られている場合、あるいは再提出の期限がせまっている場合などです。但し、論文全体を通し多くの修正を加えた場合には、「スタンダード校正」を依頼してください。このレベルで論文全体を校正する場合には、著者の文体と校正者の文体の違いが出ないよう確認しながら校正を行います。
厳しい締切りと急ぎの仕事
急いでいて締切りまで時間がないときには、サブスタンティブ校正を選ぶべきではありません。 適切な状況下で依頼された場合には、サブスタンティブ校正は効果を発揮し、焦点のぼけた、言い回しのぎこちない原稿を、効果的で読み手に強く印象付けるものに変貌させることが可能です。しかし、大幅な変更が為された場合、校正後の文章を見直し、校正者とやり取りをする時間を割いていただくことになります。実際、サブスタンティブ校正では、大抵の場合、著者とリライタの間で、数回の校正とフィードバックのサイクルを繰り返すことになります。時には、校正後の論文の焦点や論調に賛成できない可能性があるというリスクもあります。
料金に見合った仕事を求める
論文の校正を管理するコーディネーターに自分のニーズを明確に伝えることができれば、論文完成までに要する時間やストレスを減らし、お金を節約することができます。校正者に原稿を改善させるための提案や質問をしてほしいですか?それともできる限りコメントはつけてほしくありませんか?表現が適切かどうか、あるいは論理の流れが気になりますか?必要に応じて、校正者に別のフレーズを提示してほしいですか?自分の希望を校正前に伝えることで、皆様の論文は皆様が希望する、そして論文にふさわしいレベルの校正を受けることができます。これらのいくつかの単純なルールを守れば、「あの校正者は私の論文にいったい何をしてくれたんだ?」と疑問に思うことはなくなるでしょう。
フォルテや他会社が提供する英文校正サービスでは、各レベルの校正を提供することにより、媒体や目的に合わせて、みなさまの論文をより適切に構成し直すことが可能です。またフォルテでは、完全にご満足いただけるまで、追加の料金をいただかずに、校正内容に関する質問をしていただけるシステムをご用意いたしております。弊社の英文校正サービスに関するご質問、ご要望にお答えし、適切なレベルの校正をお選びいただくために、熟練されたコーディネーターが、皆様からのご質問を受け付けております。
© 2008 Forte, Inc.
フォルテの英文校正サービス >> 詳細はこちら
トップへ戻る