英文校正・論文翻訳・校正・校閲・添削・翻訳・リライト・リバイズ・カバーレター・英訳・学術・医学論文の専門家
科学技術論文の専門家 / The Leader in Science Communications

お見積もり

今すぐ無料お見積をお試し
下さい。

お見積もりのご依頼

時代の終焉: 印刷ジャーナルは滅びるのか?


「学会・学術団体」という体系は500年以上前に生まれましたが、それ以来、学会に属する研究者は、「レター」や「ジャーナル」などの印刷物を利用して自らの研究活動を同胞に発表してきました。学術研究分野の数が天文学的に増えているにも関わらず、この印刷物による研究発表の伝統は現在も続いています。インパクトファクターの高いジャーナルでは論文発表の競争がますます激化し、現在、NatureとScienceの両誌では、投稿される論文の95%以上が拒否されています。その結果、執筆者は自身の論文を発表する機会を最大限に利用したいため、あまり知られていないジャーナルや独立系オンラインジャーナル(オンライン版のみのジャーナル)に論文を提出し始めています。こういったジャーナルは投稿される論文の数が少なく、受理される率が高いばかりか(ほぼ85%)、一般的に短期間で出版されます。このような独立系オンラインジャーナルは、印刷版ジャーナルにおける制作から流通に要する費用や物流管理を考慮する必要がないため、論文の受理プロセスを合理化することができているのです。

時代の終焉: 印刷ジャーナルは滅びるのか? 印刷版ジャーナルによる論文発表のシステムは、やがて完全に電子出版システムに取って代わられてしまうのでしょうか。電子形態の論文が読者に受け入れられるようになり、印刷版ジャーナル制作の経済的な制約が厳しくなる中、図書館や学術組織における印刷版ジャーナルの購入・維持・保管に対する敬遠から、将来は電子出版のみのシステムが現実的になる可能性があります。より迅速で柔軟性のある電子媒体の特徴を駆使したサービスを追う潮流に先駆けて、著名なジャーナルの多くが、電子形態に限り掲載するグラフィックや他のメディアを含む「限定」オンラインコンテンツの提供を始めています。さらに、印刷されたジャーナルに加えて、「Online Ahead of Print」(印刷物に先駆けたオンライン出版)と呼ばれるオンライン版を提供しているジャーナルもあります。

科学出版のデジタル化の原動力となっている電子出版に関するもう一つの局面は、情報へのアクセスに関する問題です。情報へのアクセスについては長い間、営利目的での運営を追及する出版者側と、可能な限り自由に情報にアクセスできることが主な課題である研究者(とその所属組織)側との間で争点がありました。

この情報へのアクセスに関する問題によって、「オープンアクセス(OA)」と呼ばれる新しい電子出版モデルが登場しました。このモデルは、研究成果をより広範な読者に知らせることを希望する著者にもう一つの選択肢を与えてくれます。OAモデルは、「著者支払い」(通常のジャーナルと同様に査読、保管、配布等のサービスに対して課金)、または学術組織のリポジトリに論文を寄稿することによって制限なしに情報にアクセスできるようになっています。後者は、査読有りまたは無しにて、完全に一般公開される場合と、組織のメンバーのみにアクセスが制限されている場合とがあります。

もともとこの概念は、OAに参加するジャーナルとリポジトリのみによって支援されてきましたが、今日では、多くの出版社が混合型のOAシステムを採用するようになってきています。たとえば、論文の著者が手数料を支払えば、ジャーナル購読者ではなくても論文を読めるオプションを提供して、著者の研究成果がより多くの読者の目に触れるようにするシステムです。加えて、米国の国立衛生研究所を筆頭に、資金援助を行う団体の多くが、研究資金や助成金の支援を受ける研究者に対して、投稿先のジャーナルに関わらず、PubMedなどの公共アーカイブに研究成果を投稿することを要請するようになってきています。

さらに、Public Library of Science (PLoS) やBioMed Centralなどの専門OAジャーナルの多くは、年間200から300論文増加の割合で成長しています。OAジャーナルには、独立系ジャーナルと同じ課題があります。それらは、ジャーナルの若さ(つまり、つい最近創設されたばかりである)、特にピアレビューのシステムに関するもので、現在のところ、OAジャーナルで発表されるのは全発表論文の10%以下です。しかしながら、いくつかの研究によると、OA利用による出版は、著者の研究がより頻繁に読まれ、ジャーナル論文に引用される率が増えるという結果が出ています。

科学論文発表の主な手段としての電子出版への移行に問題が存在しないわけではありません。Google Scholar、Medline/PubMed、ScienceDirect、Scopusなどの新しい検索ツールがあるにも関わらず、著者や研究者がオンラインで現在利用できる情報の量は気が遠くなるほど膨大な量です。電子コンテンツの波によって、インパクトファクターへのより高い依存性を引き起こし、既存のジャーナルでの論文発表の競争をより激しくしている場合もあります。けれども電子出版の成長はまた、著者に自らの研究成果を同胞の研究者や一般に知らせるというもっとも重要なプロセスにおいて、選択肢を与えてくれたのです。

Online Ahead of Print (印刷物に先駆けたオンライン出版)」については、FORTE Newsletter 10月号をご覧ください。

FORTEがご提供する専門的な編集サービスによって、著者の皆様は進歩の早い、デジタル化の進む学術出版の世界を的確にナビゲートし、ジャーナルとの連絡に費やす時間を短縮することができます。当社では、リバイズ原稿査読者への返答レター投稿規定チェックおよびオンラインによる代理投稿を含め、ジャーナルへの論文投稿プロセスを合理化するフルサービスを提供いたしております。当社ではまた、著者の皆様と直接ステップバイステップで投稿を支援するサービスもご提供いたします。その場合、完全にご満足が行くまで、追加料金なしで論文に関する質疑応答ができます。高度に訓練された当社のコーディネータが、英文校正サービスに関する質疑を通して、最適なサービスの選択のお手伝いをいたします。
© 2008 Forte, Inc.

トップへ戻る