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論文リバイズ成功の秘訣 - 査読者コメントに正しく応えるコツ
査読者のコメントが書かれたジャーナル編集者からの電子メールを開封する瞬間は、とてつもなく不安なものです。たいていの場合、ピアレビューのために論文を準備して提出するまでには相当の作業を要しますが、それだけで終わることはほとんどありません。ようやく重労働が終了したと思っている矢先に、査読者が追加実験の実施を要請してきたり、さらに悪い場合には、解析の基礎的な前提に疑問を投げかけてきたりします。今月のFORTEニュースレターでは、査読者からのコメントを踏まえて、論文をどのようにリバイズしたらよいかについて考察していきます。
論文をどのようにリバイズするかは、査読者からどのようなコメントを受け取ったかによって異なります。一般的に、査読者の反応には次の5つのレベルが存在します:
- 全く変更なしでアクセプト
- 軽微な変更条件付きアクセプト
- 大幅変更の条件付きアクセプト
- 大幅変更後に再投稿可能な仮リジェクト
- 完全リジェクト
事態をさらに複雑にするのは、論文は一般的に複数の査読者によって査読される点です。そのため、上記の5つの反応のうち、様々な組み合わせが存在することもあります。たとえば、査読者の一人は、論文をそのままでアクセプトするかもしれませんが、もう一人は論文が発表される前に大幅な変更を行うことを要求してくるかもしれません。複数の査読者の評価に大きく差があるときは、どのように進めるべきか編集者が判定を下して決めます。ときには、別の査読者が指名されて、前の査読者のコメントを参考にして論文を査読することになる場合もあります。
1. 全く変更なくアクセプト
査読者はスペルミスや細かな書式の間違いなど、変更すべき箇所をいくつか見つけることが普通なので、論文がまったく変更なしにアクセプトされることは非常に稀です。仮に論文が変更なしにアクセプトされたとしても、もう一度じっくりと読み返すほうが賢明です。たいていの場合、これが、論文が出版される前に変更できる最後のチャンスになるためです。2. 軽微な変更条件付きアクセプト
通常の場合は、論文に軽微な変更を加える条件でアクセプトされます。これらの小さな変更には、スペルミスの修正、書式変更、引用や図などの追加、そして文章または段落をいくつか書き直すことなどがあります。たいてい査読者は、自分が論文を再び読まなくても済むように、編集者が満足する変更であればよいと指摘します。論文をリバイズするときは、確実に査読者が要請した変更をすべて反映させる一方、査読者が指摘していない大きな変更や重要ではない修正をしたい誘惑に負けないことです。そのような変更は、論文発表の過程を長引かせてしまう可能性があります。ここでの目標は、発表をスピードアップするためになるべく迅速に論文をリバイズすることです。
3. 大幅変更の条件付きアクセプト
多くの場合、論文にかなりの変更を加える条件付きでアクセプトされます。これには明らかに上記のケースよりも多くの作業量が必要になります。この場合、査読者のコメントを客観的に評価することが大切です。苦労して作成した論文ですから、それに対してコメントを受けると、どうしても個人的に受け止めてしまい、感情を傷つけられてしまうかもしれませんが、コメントは肯定的にとらえましょう。査読者のコメントには、たいてい、発表前に論文を改善するチャンスを与えてくれる貴重なアドバイスが含まれているものです。査読者が唱えている異議を正しく理解するように気をつけましょう。そのためには、コメントを何度か読み直し、重要なポイントをハイライトします。返答を書く前に、査読者の異議を自分の言葉で言い直してみるのもよい方法です。査読者のコメントに反論したところが、実はコメントの真意を誤解していたことに気づくことほどバツの悪いことはありません。
加えて、論文の原稿の変更に当たっては、査読者のコメントに対する返答を書く必要があります。コメントのポイントごとに、できるかぎり明確に自分の意見を述べるようにします。査読者のコメントに反論を述べるときは礼儀を踏まえた返答を心がけ、過度に防御的になることは避けてください。 変更するときは思慮深く判断を下しましょう。提案された変更をすべて取り入れる必要はありませんが、すべてのコメントに対して返答が必要です。提案を拒否する場合は十分な理由を挙げる必要があります。
4. 大幅変更後に再投稿可能な仮リジェクト
この評価を受けた場合、あまりネガティブに受け取らないことです。逆に、査読者および編集者のコメントに返答した後、論文を再投稿できるチャンスだと考えるべきでしょう。大幅変更の条件付きアクセプトの場合と同じアドバイスがここでも当てはまりますが、それよりも広範囲の変更が必要になります。5. 完全リジェクト
これはすべての著者が恐れる回答です。論文の準備に多くの時間と労力を費やしたあとに、査読者によってリジェクトされるのはとても失望させられることです。だからといって、それまでの努力がすべて水の泡だったというわけではありません。査読者のコメントは、皆様の研究作業に関する貴重な分析であり、改善に役に立つ提案を含んでいます。査読者のコメントをゆっくりと時間をかけて、慎重に読みこみ、自身の研究の再評価に役立てましょう。そして、もっとも適切な返答方法を決めましょう。自身の論文が査読者によって誤解されたと著者が考える場合は、ほとんどのジャーナルでは編集者にレターを書くことができます。けれども、これは揺るぎない主張がある場合のみにするべきでしょう。もしそうでなければ、自身の論文がまだ発表するだけの価値があると考えるのであれば、リバイズして別のジャーナルに投稿することが勧められます。最後に、論文に変更を加えたら、それらを慎重にチェックするように心がけてください。論文をリバイズする際は、新たな間違いが紛れ込む場合が多々あります。予算が許すのであれば、専門家の校正者に依頼することが勧められます。リバイズされた原稿も、最初に投稿した論文と同様に取り扱ってください。何より、あきらめないことです。執筆した論文がジャーナルに発表されることは、その過程で経験する苦しさを埋め合わせて余りある喜びとなるでしょう。
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当社FORTEを含めた専門家による英文校正サービスにより、著者の皆様は、査読者のコメントに伴った適切な論文原稿の準備ができます。FORTEはまた、論文原稿のリバイズ、査読者への返答、 投稿規程、反論レター、投稿前査読、およびオンラインによる代理投稿を含め、ジャーナルへの論文投稿プロセスを合理化するフルサービスをお届けいたしております。著者の皆様と直接連絡を取りつつ、一つ一つ段階を追って原稿の作成、ご投稿を支援します。その際には、皆様が完全にご満足いただけるまで、追加料金なくご自分の論文に関するご質問を承ります。当社のハイレベルなトレーニングを受けたコーディネーターが、 校正サービスに関する皆様のご質問にお答えし、最適なサービスの選択をお手伝いいたします。
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