日本の宇宙機関が月面基地の候補地を発見

  • 2017/11/29
  • サイエンスニュース
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– G.A., シニアエディター

人類が長期的に地球に居住できるかどうかという懸念から、月および火星への有人ミッションの可能性が調査されています。人間が地球という故郷から遠く離れた場所にコロニーを開拓して新たな文明を確立するというアイデアは、長い間、SFの世界の中だけに存在するものでしたが、先日、地球上の科学者が月面でそのようなコロニーに利用できる可能性がある場所を特定しました。

 

Geophysical Research Lettersで発表された論文で、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の科学者は、人類の月面探索基地として利用できる可能性がある洞窟のような溶岩洞を発見したことを報告しました。シェルターをゼロから建設するのではなく、月に存在するこのような洞窟を利用することで、宇宙飛行士が月面に居住する際に問題となる劇的な温度変動や強い放射線からの防護が安価で得られる可能性があります。

 

この有人月面基地候補地の特定は、日本が発表している有人月面着陸計画に関連しています。日本は国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を派遣したことがありますが、現在は2030年までに有人月面着陸を実現するという目標に関心を向けています。

 

1969年から1972年の間に、合計12人の宇宙飛行士が月面を歩行しました。しかし、ユージン・サーナン氏が最後に人類の足跡を月面に残してから40年以上が経っており、多くの人々は太陽系の地球以外の場所に人類が居住地を築くときが果たして来るのかどうか疑問に思っています。それでも、これらの最近の展開は、地球が将来居住不可能になった場合でも、人類が他の場所で生き残れる可能性があることを示唆しています。

 

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