特集記事

エディターの視点

論文投稿における利害の対立 。利益相反とは- フォルテ英文校正

論文投稿における利害の対立。利益相反とは


- G.A., シニアエディター

ジャーナルに原稿を投稿した経験を持つ研究者であれば、「利害の対立に関する方針」がほぼ全てのジャーナル投稿規定に含まれているのを目にしたことがあるでしょう。しかし多くの研究者は論文投稿の際、それら複雑な方針が執筆者に何を求めているか理解するのが困難だと感じています。

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学術論文再投稿の際、ジャーナルの締め切りに間に合わないかもしれない場合は迷わず交渉を。ネイティブ校正者がジャーナル編集者と交渉や連絡を行います。

学術論文再投稿の締め切りに間に合わないかもしれない場合は


- G.A., シニアエディター

論文は、受理されて学術ジャーナルに掲載されるまでに査読者レビューを1回以上受けるのが通例で、その間に論文著者がジャーナル編集者や査読者のコメントを基に原稿をリバイズします。査読が好意的で、ごく小さなリバイズを求められるだけであれば再投稿の工程が比較的簡単なものとなる可能性があります。しかし、なかには、非常に長い時間と多大な努力を費やしてリバイズする必要に迫られる場合もあります。 こうした場合、執筆者が再投稿の締め切りを守れなくなるリスクが生じます。オンライン投稿用ウェブサイトには、たいてい、再投稿時の締め切りがあらかじめ設定されています。この締め切りは当該原稿に対して設定されるもので、締め切りが過ぎると割り当てられた原稿受付番号が無効となり、リバイズした論文は「新規投稿」とみなされてしまうのです。

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日本語で一度発表した論文を英語で再度発表することはありますか?学術論文の「二重発表」という落とし穴を避けよう

学術論文の「二重発表」という落とし穴を避けよう


- G.A., シニアエディター

研究者であれば、たいていが自分の研究を著名な国際ジャーナルで発表したいと夢みています。多くの日本人研究者にとって、国際的な発表の場へと続く道は、 研究成果を日本語のジャーナルで発表することで開かれます。しかし、ひとたび日本語で論文原稿が発表されてしまうと、通常は、同じ研究を英語で発表することがいっそう難しくなります。

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