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優れた文章力を養う正しい習慣
優れた文章を書く習慣を身に付けるには最近は、優れた研究能力を身に付けることの大切さがかなり強調されています。研究プロジェクトを始める前に、入念に計画を立てることが重要です。同じことが論文執筆企画を開始するときにも言えます。他の能力と同様、文章を書く能力は、たゆまない実践とフィードバックによって成長します。
多くの人は執筆を単段階の作業だと考えていますが、実際は複数の段階から構成されるプロセスなのです。論文や書籍の執筆には、最低でも下記の3つの明確に分かれた段階が存在します:
- 計画の段階
- 執筆の段階
- 編集の段階
計画の段階
論文を書く際、計画することについてあまり注意を払わずに「すぐに書き始めたい」という誘惑に駆られがちですが、これは絶対に避けなければならない過ちでしょう。論文自体を書く前に、ターゲットジャーナルや論文の構造などのさまざまな要素について、慎重に検討することが大切です。これは、論文の規模に係らず大切なことですが、長い論文、学位論文、書籍を書く際には特に重要なことです。
最初に考慮すべき点は、論文で伝えたい中心となるメッセージを検討することです。このメッセージをいくつかの簡単な文章と図、または図で表現すると役立つかもしれません。次に行うべきことは、ターゲットのジャーナルと、論文の投稿の種類を選ぶことです。
参考:「論文発表に最適なジャーナルの選び方」
最優先のジャーナルに投稿できなかった場合のために、代替のジャーナルを検討しておくことも忘れないようにしましょう。ターゲットのジャーナルと投稿の種類によって語数制限などが決まり、全体的な構造に制約を与えることになります。次に大切なのは、執筆する論文の構成アウトラインを作成することです。論文の大まかなセクションを定義し、それぞれのセクションを文節に展開し、それぞれを要約します。この段階でのもう一つの検討項目は、使用するワープロ(Word、LaTexなど)およびテンプレート(雛型)です。 (巻末にある本記事の構成アウトライン例を参照。)
執筆の段階
執筆する論文の計画を入念に練り終わったら、いよいよ執筆の段階に進みます。最初の草稿を書くときは、正しい文法や綴りを使っているかどうかをあまり心配しないでよいでしょう(スペル/文法チェッカーをオフにしておくとよいかもしれません)。また、標本サイズや計器の型式番号など、あまり重要度の高くない情報は、この段階では省くこともできます。重要なのは、論文の骨格を書くことにあります。後の編集段階でさらに磨きをかけたり膨らませたりすることができます。
また、論文は最初から最後まで直線的に書く、つまりアブストラクト(抄録)から開始して、結論で終了するというのは、あまり適切な方法ではないでしょう。結果と考察から書き始めて、次に実験のセクションを書き、そして序論を書くほうが容易かもしれません。結論、アブストラクト、タイトルは一般的に最後に書かれるものです。
編集の段階
上述のように、編集の段階は、論文を微調整し、より洗練する段階になります。たいていの場合、論文はいくつものドラフト段階を経て、ジャーナルに投稿されます。
まず、論文をできるだけ自分自身で編集します。この段階で役立つのはワープロに装備されているスペル/文章校正チェッカーですが、これらは必ずしも常に正しいとは限らないことを認識しておいてください。インターネットの検索エンジンは、用語や表現がどれだけ頻繁に使用されているかを確認するのに便利です。その単語や語句の検索結果があまり多くない場合には、それらは最適な表現ではないということを示唆しているのかもしれません。また、論文中に記載されているすべてのデータが正確であり、引用文献に誤りがないように特に注意を払ってください。時間に余裕があれば、論文の編集を一旦中断し、1週間ほどたってから、新鮮な目で論文を読み直してみてください。論文を紙に印刷してペンを使って編集すると効果的だと感じる人もいます。また、音読することも間違いを見つけるのに有効な方法です。
最後に、論文を誰か他の人にチェックしてもらうとよいでしょう。友人または同僚に読んでもらってください。この段階でForteなどの科学技術文書の校正会社が提供するサービスを利用することが大いに役に立つでしょう。これらの専門業者は、科学分野での経験のあるネイティブが著者の論文をチェックし、変更を提案してくれます。
これらすべてを完了すれば、いよいよ論文を投稿できる状態になります。
文章力を向上させる
文章力を向上させるため活用できるさまざまな方法が存在しますが、最も重要なことは、できるだけ多く「書く」ことです。ジャーナルに投稿する論文を書くだけでは、文章力はあまり向上しません。頻繁に、できれば毎日、英語で文章を書くようにすると効果的です。日記やブログを英語で書くのも一つの手です。毎日少しずつでも書いていれば、後に大きな収穫が得られます。もう一つの重要なことは、科学分野の英文書籍や論文をできるだけ多く読むことです。役に立つ表現があったら書き写し、それらを自筆の文章でも使ってみましょう。また、自分の分野で使われる技術用語に注意を払うとよいでしょう。
最後に、自筆の文書に対するフィードバックから学ぶようにします。査読者からのレポートで指摘された提案や、ネイティブが推薦した変更点を控え、それらを将来の執筆で積極的に取り入れるようにしてみてください。
このような方法を実践することによって、著者のみなさんの英語文章力が磨かれ、ご自分の研究成果をより効果的に伝達できるようになるでしょう。
本記事の構成アウトライン
はじめに – 研究との比較。計画することが重要
執筆の段階:
1. 初めの段階
2. 執筆段階
3. 見直しの段階 – 以下の方法で注意深く見直す
文章力の向上
結論
執筆の段階:
1. 初めの段階
- 誘惑に駆られてすぐに書き始めたくなる
- ターゲットの投稿先ジャーナル、論文の構成、使用するワープロなどについて検討する
2. 執筆段階
- 間違いにあまりとらわれずに自由に書く
- 初めから終わりまで順番に書く必要はない
3. 見直しの段階 – 以下の方法で注意深く見直す
- 文法・スペルチェッカーを賢く利用する
- 他人の意見を取り入れる
- 時間を置いて自分で見直す
文章力の向上
- 定期的に「書く」実践
- 自分の分野のネイティブ著者による論文を読む(表現などに留意)
- 自筆の論文に対するフィードバックから学ぶ(査読者からのレポート、ネイティブによるチェック等)
結論
FORTEがご提供する専門的な編集サービスによって、著者の皆様は進歩の早い、デジタル化の進む学術出版の世界を的確にナビゲートし、ジャーナルとの連絡に費やす時間を短縮することができます。当社では、英文抄録の作成、リバイズ原稿、査読者への返答レター、投稿規定チェックおよびオンラインによる代理投稿を含め、ジャーナルへの論文投稿プロセスを合理化するフルサービスを提供いたしております。当社ではまた、著者の皆様と直接ステップバイステップで投稿を支援するサービスもご提供いたします。その場合、完全にご満足が行くまで、追加料金なしで論文に関する質疑応答ができます。高度に訓練された当社のコーディネータが、英文校正サービスに関する質疑を通して、最適なサービスの選択のお手伝いをいたします。
© 2009 Forte, Inc.
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