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- K.J., エディター

休暇の中止から自宅でのテレワークまで、誰もが何らかの形でCOVID-19の影響を受けていますが、家で留守番を強いられてきたペット達にとってこの変化は概ね喜ばしいことのようです。 大喜びのペットもいれば、飼い主に自分たちの日常生活を邪魔されたくないペットもいるようですが。

一方、動物園や水族館で暮らす動物達はこの困難な時期をどう過ごしているのでしょうか。残念ながら元気に過ごしているとは言えないようです。動物達は寂しそうで、交流する人を探したり、スケジュール通りにふれあいタイムに姿を見せることさえあります

こうした中、動物達に慣れ親しまれている動物園のスタッフは、彼らを楽しませる新しい方法を模索しています。特筆すべきは日本のとある水族館のチンアナゴについてです。チンアナゴに人間を思い出してもらうために、オンラインの来館者とのビデオ通話が行われたのです。 これは、ソーシャルディスタンスを保ちながら、意外にも社会性の高いチンアナゴを楽しませることができる独創的なアイデアと言えます。

世界中の動物園や動物保護区は、維持費と動物の世話を人間に頼っています。来訪者がいなくても、餌代や人件費は支払わなくてはなりません。同じ地球上で暮らす人間と動物が平常に戻れることを、少なくとも全員が適応できる新しい通常に戻れることを願います。

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