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国際学会での口頭発表の際に避けるべきよくある間違い


- G.A., シニアエディター

学会における口頭発表は、キャリアに弾みをつけてくれる可能性があります。しかし、人前で話すこと、特に英語でのスピーチに強いストレスを感じる人は多いもの。次回の国際学会での英語での口頭発表をスムーズに行うために、以下のよくある間違いを避けるようにしましょう。

間違いその1: スライドをそのまま読み上げる

スライドは発表のサポートとして、あるいはまとめとして使用すべきもの。スライドが「発表そのもの」になってしまってはいけません。スライドと口頭説明が一語一句同じでは、聞き手は発表者の話に集中するのをやめて、ただスライドを目で追うだけになるでしょう。データを列挙したり、スライドに書かれた説明を逐語的に読み上げるのではなく、シンプルな図表やグラフを利用して、あなたの主張を理解してもらいましょう。

間違いその2:スライドがわかりにくい

どのスライドも、表示されるのはほんの数秒間です。そのため、大事なポイントをすばやくつかめるものにする必要があります。また、大きな部屋や会議場では、聴衆がスクリーンから遠い場合があり、小さなフォントの文章だと読みづらいかもしれないことにも留意しましょう。

間違いその3:練習をしない

ネイティブチェック済みの口頭発表用原稿を用意してある場合でも、必ず本番前に何度か発表の練習をしておきましょう。練習することで聴衆の前でもいっそう気持ちが落ち着きますし、リラックスして見えます。また、繰り返し声に出してみることで、口や舌が英語を話すのに慣れてきますので、より滑らか自然なスピーチに聞こえるようになります。

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