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英文校正サービス

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フォルテの厳しい採用基準をクリアした「専門家集団」が、各分野における深い知識と優れたライティング能力で最上級の校正をご提供します。 続きを読む...
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日本語から英語へ翻訳するだけでなく、英文としての読み易さや、論文に適した文章かどうかという点も配慮して原稿を仕上げます。 続きを読む...
プレゼンテーション指導

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ネイティブ講師が発音、イントネーション、話す速度、語彙、表現、スピーチのコツなどを個別指導し、効果的なプレゼンテーションへ導きます。 続きを読む...
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製薬・法人向けサービス


フォルテでは、国公立および私立の学術機関、一般企業、機器製造会社、製薬会社、政府機関、NGO団体等あらゆる企業、団体の皆様方にサービスをご利用いただいております。

法人向け翻訳サービス

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ネイティブライター派遣

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ビジネスソリューション

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専門分野

フォルテでは幅広い領域にわたって、各分野の専門家が翻訳・校正を行っております。

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Sci-Hub:海賊版科学論文サイトのコストとは


近年科学者は、研究出版費用の上昇に頭を悩ませています。大学が学術出版社に支払う購読料は2010年から25%近く増加し、予算の潤沢なハーバード大学でさえも、この価格高騰には苦慮しています。多くの場合、多額の購読料を払っても、研究に必要なすべての論文を講読できるわけではありません。ペイウォールの向こう側にあって、自由にアクセスできない論文も多いのです。ピアレビュー (査読) が報酬を伴わないことを考えると、投稿料や購読料を払うだけの現在の仕組みは、研究者にとって踏んだり蹴ったりの状況です。

そこに登場したのがSci-Hubです。Sci-Hubは、有料ジャーナルの現状に不満を募らせた一人の科学者が設立したウェブサイトで、多数の出版された論文 (海賊版) に無料でアクセスできます。出版業界からは大きな非難を浴びていますが、同サイトの人気と規模は拡大するばかりで、現在5,000万本以上の科学論文が違法に公開されています。 Sci-Hubの創設者はアレクサンドラ・エルバキアン氏。オンラインでの科学論文へのアクセスに不満を感じたことが創設のきっかけになったという彼女は、科学的知識の共有が妨げられることに異議を唱え、オープンアクセスや自由な意見交換を支持しています。

興味深いことに、米科学誌サイエンスの調査によれば、Sci-Hubのユーザーはハイテク好きの若手研究者だけではありません。利用者層は幅広い年代にわたっており、発展途上国にも先進国にも数多くいます。Sci-Hubを利用する主な理由は、「論文に合法的にアクセスできないから」というものですが、他にも「所属機関のポータルサイトにログインする必要がない」という利便性の高さを評価する声や、「出版社が大きな利益を上げることに反対だから」という観念的な理由も挙げられています。事実、エルゼビア、シュプリンガー、テイラー&フランシスなどの出版社は、Facebookや中国工商銀行などの大手企業を上回る利益率 (約35%) を挙げており、出版社の立場を正当化するのは困難になりつつあります。

とはいえ、Sci-Hubを支持するイデオロギーはある問題を突きつけます。質の高い研究を選び出すには時間も手間もかかりますが、それをいったい誰が負担するのでしょうか。出版社は自らを弁護して、発表された論文だけでなくアクセプトされない論文にも経費がかかっていると主張してきました。投稿論文は厳格に精査され、一定の水準に達していない場合は出版されません。英科学誌ネイチャーの2011年の採択率がわずか8%だったというデータは、この主張を裏付けています。また、出版社は、剽窃のチェック、査読、レイアウトなど人手を要する作業を行っています。学術誌に論文がアクセプトされることにより、それまで得ることができなかった名声を得られることも否定できません。最近は多くの雑誌がオープンアクセスや、投稿料を支払う経済的余裕がない研究者への割引を提供するようになりました。そのため、出版社はSci-Hubの活動をロビン・フッドばりの英雄的行為ではなく、単なる窃盗だと主張しています。

出版社はこうした主張を論拠に、現在姿をくらましているエルバキアン氏に対して訴訟を起こしました。Sci-Hubのウェブサイトは多くの地域で閉鎖されていますが、次から次へとミラーサイトが立ち上がる現象により、完全に削除されることはなさそうです。

Sci-Hubが出版業界にどのような影響を与えるか、現時点では未知数です。今のところ出版業界は、ハクティビズムや高速インターネットの登場以来、著作権侵害に苦しんでいる映画・テレビ業界の二の舞にはならずに済んでいます。しかしながら、アマゾン、ネットフリックス、スポティファイの例のように、ネット配信の普及がもたらした著作権の危機が、新しいビジネスチャンスを生み出すこともあるのです。より便利なサービスであれば、有料でも利用者に選択されることが明らかになっています。Sci-Hubを使うことにより、研究に必要な情報を素早く簡単に入手できます。だからこそ利用者が支持し、その数も増加しているのです。学術出版社はこの現実を受け入れ、Sci-Hubのようなサイトを新たなサービスモデルとして認めざるを得ないのかもしれません。