特集記事

- A.P., エディター

COVID-19の世界的大流行は差し迫った衛生上の緊急事態であり、世界規模の対策が必要になります。これを踏まえ、研究者、学術誌、その他の組織は、この大流行に関連する情報やデータへ迅速にアクセスできるようにするよう求められています。連携をとることで、各組織は必要なエビデンスとデータに基づいてこの公衆衛生上の危機に対応できるようになります。

こうした求めに応じているのが、学術商業出版社の国際的な大手協会であるSTMです。STMの資料ページには、COVID-19の大流行に関するハブサイトや無料で入手できる論文へのリンクが数多く掲載されています。

COVID-19との闘いにおいて、研究、高等教育、健康コミュニティを支援する取り組みに参加する学術出版社の一つがエルゼビアです。エルゼビアのNovel Coronavirus Information Centerでは、COVID-19に関する最新の初期段階および査読済みの研究を含む資料を提供し、継続的に更新しています。また、このセンターでは臨床医や患者に有益なガイドラインも提供されています。

WileyもCOVID-19の診断、治療、予防の取り組みに役立つ多くの資料へのアクセスを提供しています。同社はAuthoreaのプレプリント特集へのリンク、ScitrusのCOVID-19研究やニュースへのリンクも掲載しています。

Springer Natureも、国際的な組織と協力し、関連する研究やデータを利用できるよう取り組んでおり、著者らに対し大流行に関連するデータセットを共有するよう呼びかけています。Springer Natureのサイトは、Featured research、Reviews and comment、Books and chapters、Trialsに分類されており、重要なCOVID-19関連コンテンツに簡単にアクセスできるようになっています。

新型コロナウイルスの管理と封じ込めにはあらゆる面での協調的な取り組みが必要であり、出版界は今、必要な臨床と疫学の情報および研究を利用可能にすることに全力を注いでいます。

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