学術論文のサービス

英文校正サービス

英文校正サービス

フォルテの厳しい採用基準をクリアした「専門家集団」が、各分野における深い知識と優れたライティング能力で最上級の校正をご提供します。 続きを読む...
翻訳サービス

翻訳サービス

日本語から英語へ翻訳するだけでなく、英文としての読み易さや、論文に適した文章かどうかという点も配慮して原稿を仕上げます。 続きを読む...
プレゼンテーション指導

プレゼンテーション指導

ネイティブ講師が発音、イントネーション、話す速度、語彙、表現、スピーチのコツなどを個別指導し、効果的なプレゼンテーションへ導きます。 続きを読む...
  • 1

製薬・法人向けサービス


フォルテでは、国公立および私立の学術機関、一般企業、機器製造会社、製薬会社、政府機関、NGO団体等あらゆる企業、団体の皆様方にサービスをご利用いただいております。

法人向け翻訳サービス

法人向け翻訳サービス

文書の翻訳から、レイアウト調整、翻訳に伴うプロジェクト管理に至るまで、お客様のご要望に沿った包括的なサービスを提供いたします。 続きを読む...
ネイティブライター派遣

ネイティブライター派遣

高度な専門性と経験を持つネイティブライターをお客様の元に派遣し、プロジェクトの成功を目指してサポートいたします。 続きを読む...
ビジネスソリューション

ビジネスソリューション

実際にフォルテでお引き受けした、案件実例の一部をご紹介いたします。

 

 

続きを読む...
  • 1

専門分野

フォルテでは幅広い領域にわたって、各分野の専門家が翻訳・校正を行っております。

特集記事

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 32
  • 33
  • 34
  • 35
  • 36
  • 37
  • 38
  • 39
  • 40
  • 41
  • 42
  • 43
  • 44
  • 45
  • 46
  • 47
  • 48
  • 49
  • 50
  • 51
  • 52
  • 53
  • 54
  • 55
  • 56
  • 57
  • 58
  • 59
  • 60
  • 61
  • 62
  • 63
  • 64
  • 65
  • 66
  • 67
  • 68
  • 69
  • 70
  • 71
  • 72
  • 73
  • 74
  • 75
  • 76
  • 77
  • 78
  • 79
  • 80
  • 81
  • 82
  • 83
  • 84
  • 85
  • 86
  • 87
  • 88
  • 89
  • 90
  • 91
  • 92
  • 93
  • 94
  • 95
  • 96
  • 97
  • 98
  • 99
  • 100
  • 101
  • 102
  • 103
  • 104
  • 105
  • 106
  • 107
  • 108
  • 109
  • 110
  • 111
  • 112
  • 113
  • 114
  • 115
  • 116
  • 117
  • 118
  • 119
  • 120
  • 121
  • 122
  • 123
  • 124
  • 125
  • 126
  • 127
  • 128
  • 129
  • 130
  • 131
  • 132
  • 133
  • 134
  • 135
  • 136
  • 137
  • 138
  • 139
  • 140
  • 141
  • 142
  • 143
  • 144
  • 145
  • 146
  • 147
  • 148
  • 149
  • 150
  • 151
  • 152
  • 153
  • 154

ジャーナル掲載情報

  • J Pharm Sci
    KI様 同志社女子大学
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20

What's New

  • 2025-5-1

    無料ウェビナー5月30日開催!『多言語ネットワーキングのスキル習得:効果的な科学コミュニケーションの秘訣』

  • 2025-4-17

    ニュースレターVol.251配信しました!特集『学術出版界の変化:低インパクトジャーナルに注目が集まる』他

  • 2025-3-27

    ニュースレターVol.250配信しました!特集『トランプ政権下の研究助成金:変化する状況』他

  • 2025-2-20

    ニュースレターVol.249配信しました!特集『ダークデータを読み解く:研究者が知らない課題』他

フォルテニュースレター

毎号、論文執筆・投稿に役立つ特集や受理の可能性を高める科学技術英語の手法を無料配信しています!

科学技術論文の専門家

フォルテは科学技術論文作成のリーディングカンパニーとして、研究者の皆様に質の高い翻訳・英文校正サービスを提供しています。NatureやScienceなど国際ジャーナルへの投稿や学会発表をサポートし、これまでに40万件以上のご利用を頂いております。お客様にはノーベル賞を受賞された方々も含まれます。フォルテの迅速で質の高いサービス、顧客のニーズを満たす能力、顧客満足を第一に考える姿勢により、お客様の85%がリピーターとして繰り返し利用されています。

シンギュラリティ:私たちが生きている間に実現し得る人工知能


「私たちが生きている間には起こらない」という表現があります。不治の病の治療や恒星間旅行、寿命の延長など、人類の最も野心的な希望や夢に関する議論では、しばしばこの表現が用いられます。しかし最近、一部の科学者は、かつてないペースで技術が進歩することで、近い将来、人工知能が自律的に進化を遂げるようになる「シンギュラリティ(Singularity)」に到達する可能性があると述べています。

そうした科学者の1人である神戸大学の松田卓也名誉教授は、シンギュラリティは近い将来に起こるだけでなく、止めることはできないという考えを示しました。さらに、十分な資金があれば日本は認知強化装置を使って欧米諸国よりも早くシンギュラリティに達する可能性すらあるとしています。先月の講義では、シンギュラリティ後の人類の日常生活について古代文明を引き合いに出して説明しました。古代ギリシャやローマでは、豊富な奴隷労働力によって1万人の市民が研究、スポーツ、娯楽などに自由に時間を使うことができました。ロボットがあらゆる労働を行う未来社会でも同じことが起こり、雇用制度や生計を立てるという概念をも脅かす可能性があるというのです。

人工知能が人類の新時代を拓くと考えているのは、松田名誉教授だけではありません。一方で、警鐘を鳴らす影響力のある声も存在します。 スティーヴン・ホーキング氏とイーロン・マスク氏は、技術の進歩は現在地球のためになっているものの、制御不可能な人工知能がもたらす脅威は人類の歴史上で最大のものになり得ると述べています。最近のジャパンタイムズの記事では、商業のない社会という理想郷の恩恵を受ける前に、人間の仕事を容易にこなせる知性を持った機械が増加することで大量の失業者が生まれ、軋轢が拡がる可能性があると警告しています。このシナリオは、工場において生産工程の自動化が作業員の職を奪うという状況を拡大したようなものと言えるでしょう。

一方、進歩のペースが鈍化していることを指摘する懐疑的な声もあります。ムーアの法則はコンピューターの性能が2年ごとに倍増するとしていますが、この説はトランジスタの小型化の限界による脅威にさらされています。最近Natureに掲載された論文でも、人類は最新の技術で現在達成できる寿命の限界に達しようとしているとされています。しかし、技術の進歩が壁に突き当たっていると思われる分野もある一方で、人工知能と神経科学の分野では著しい進歩が見られています。今年だけでも囲碁と将棋における人間の王者がコンピューターに敗北を喫しました。先月には、Frontiers in Neuroscienceに、複雑な脳活動を文字に変換することができるとする総説が掲載されました。これは、閉じ込め症候群の患者にとって希望を与える進歩であるだけでなく、人工知能の発展においても欠かせない前進です。

人工知能の進化へ向けて、各政府も目標を定めています。EUのヒューマン・ブレイン・プロジェクトは、2023年までにコンピューターを使用して人間の脳の働きを模倣することを目指し、経費は1600億円以上に上ると予想されています。人間の複雑な脳機能の解明を目指すもう1つのプロジェクトであるアメリカのBRAINイニシアティブは、2年間で多数の神経科学のブレイクスルーを達成したため、10月に投資額を1億5000万ドルに倍増しました。これらのイニシアティブやその他の最近の進展が脳活動の正確な追跡を可能にする中、今後20年間で人工の人間の脳を作り出すという展望が現実味を帯びてきました。この場合、コンピューターが自分自身を設計し始めるシンギュラリティは2045年までに起こると予想されます。

松田名誉教授らの主張が正しく、新たに出現する人工知能が人類の助けになるのなら、私たちが生きている間に起こる新たな発見についてこれ以上懸念する必要はないのかもしれません。それどころか、いつまで生きていられるのかについてさえ、もう心配しなくてもよくなるのかもしれません。