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オープンアクセスジャーナルと「オープン査読」の可能性


- C.G., シニアエディター

今年6月にお届けしたFORTEニュースレター掲載のEditorial Snapshotでは、Jeffrey Beallの「プレデター出版社」のリストについて取り上げました。プレデター(捕食性/肉食系)出版社とは、投稿される論文の適切なピア・レビューを行うこともせず、目先の利益のみを追求するオープンアクセスジャーナルを発行する出版社のことを指しています。 このようなプレデター出版社の出現は、質の高い論文の掲載に尽力するまっとうなオープンアクセスジャーナルの評価と信頼性を損ないかねない深刻な問題だとして、アカデミックコミュニティは危機感を募らせています。

今年10月発行のScience誌には、オープンアクセスジャーナルにおけるピア・レビューと論文採択までの査読プロセスを明らかにすることを目的とした「おとり調査」の結果が報告されました。この調査でJohn Bohannonは、多数のオープンアクセスジャーナルが科学的データの正確性、倫理規定の遵守、分析方法や解釈の妥当性を精査することなく、投稿論文を簡単に受理していることを暴き出したのです。

Bohannonは、一連の明らかに科学的根拠のない論文を作成し、実在しない研究者の名前で300を超えるオープンアクセスジャーナルに投稿しました。 その結果、半数を超えるジャーナルが論文を受理し、しかも受理の判定を出したジャーナルには、「Directory of Open Access Journals」のリストに載っている「信頼のおける」ジャーナルだけではなく、大手出版社や有名大学から出版されているようなジャーナルまでもが含ま れていたことが分かりました。

Bohannonのこれらの科学的根拠のない論文は、読者が購読料を支払う従来型の学術ジャーナルには投稿されなかったため、この傾向がオープンアクセスジャーナルに限った問題かどうかの判断が難しいことは確かです。いずれにしても今回の調査結果によって、形骸化が進むピア・レビューシステムの脆い部分を突いて「劣悪な科学」が世に出ている実態が明らかにされたのは事実です。しかも評価を得ているジャーナルですら例外ではないというのです。

ブロガーのCurt Riceは、 この問題の根本には「ピア・レビューシステムのメルトダウン」があるとして、デジタル通信を最大限に活用する新しい形のピア・レビューシステムを導入することこそが解決への糸口だと説いています。この新しいシステムでは、投稿論文のピア・レビューを行うプロセスがインターネット上ですべて公開されるという、仮想上の「オープン査読」が行われるというのです。

実際、どのような形でRiceの提唱するシステムが実現され得るのかは定かではありません。それでもインターネット上の実名・匿名のユーザーたちが発表された論文を採点し、レビューを書き込み、さらに論文が公開されている限り評価が絶えず更新され続けるという、ピア・レビューのネットワークという形をとるだろうことは大いに考えられます。ここではユーザー自身もレビューの質や論文に対するコメントの妥当性によって評価されます。 このようなピア・レビューシステムでは、たとえ「劣悪な論文」が最初の審査をくぐり抜けて掲載に至ったとしても、その後、科学コミュニティの厳しい目にさらされ、評価を受けることになります。そしてその評価はその論文に常について回るため、論文の真の価値は誰にとっても明白なものになるでしょう。

プレデター出版社の存在は、自らの研究成果を世に広めようと努力する誠実な研究者にとって脅威であることは確かです。しかし見方を変えれば、この問題への解決策を模索することで、学術出版と研究、ピア・レビューのプロセスに新たな風を吹き込むチャンスが到来したとも言えるのではないでしょうか。


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