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オープンアクセス・メガジャーナルの挑戦:伝統的学術誌を超えられるか


- S.T. エディター

科学雑誌に投稿される論文は通常、厳しい審査を経て初めて掲載の日の目を見ることになります。査読者や編集委員は、研究が健全な科学に基づいて行われているか、ジャーナルのテーマに相応しいトピックを扱っているか、英語の質がジャーナルの水準を満たしているかといった点のみならず、文献や既存の知見に影響を与えうる論文かどうかということも考慮に入れて審査を行います。 その論文が画期的で刺激的であればあるほど、ジャーナルにとって魅力的な論文であると言えるでしょう。インパクトファクターがますます重要視される中、編集委員が求めるのは、将来発表される他の論文で繰り返し引用され、同時にその論文を掲載したジャーナルへ注目が集まりインパクトファクターがつり上る、そのような可能性を秘めた論文です。それはまた、最先端の研究成果や読み手を引き付けるダイナミズムなしには、論文が採択されることは少ないということを物語っています。

最近、このような既存のシステムを打ち破る、新しい形のジャーナルが登場しました。「メガジャーナル」と呼ばれるこれらのオンライン・ジャーナルには出版できる論文数に上限がないため、科学的方法やデータが妥当な限り、その論文にはリジェクトされる理由がないということになります。メガジャーナルでも従来型のジャーナルに劣らず徹底した審査が行われていますが、投稿された大多数の論文が採択されています。購読料を払った会員のみが掲載論文にアクセスを許すシステムとは違い、オンライン・ジャーナルでは誰もが無料ですべての掲載内容にアクセスすることができます。掲載料は著者が負担することになっていますが、免除される場合もあります。メガジャーナルは科学出版の分野に変革をもたらしました。そして、支持者と同じ数だけ批判する者もいるというのが現状のよ うです。

メガジャーナルの先駆けであるPLOS ONEは、最も急速に成長しているジャーナルのひとつで、創刊した2006年には掲載論文数が138報であったのに対し2012年には23,468報もの論文を掲載しており、おそらく現在最も掲載論文数の多いジャーナルと言えるでしょう。しかし、その採択率の高さから、投稿先としてはPLOS ONEを第2、もしくは第3候補とみなす著者も多いのも事実です。これらの研究者は、一般に一流とされるジャーナル(つまり「第1候補」ジャーナル)にまず投稿し、リジェクトされると、その論文をPLOS ONEに持って行くのです。PLOS ONEはその無差別的なシステムゆえに肥大化しており、粗悪な論文のゴミ捨て場だとして拒絶する研究者も少なくありません。しかし、PLOS ONE掲載論文の中には頻繁に引用される論文も相当数あり、このことがPLOS ONEの決して低くはないインパクトファクターの獲得に大きく寄与していると考えられます。それでも上を目指す研究者であれば、PLOS ONEに論文を発表するのは1~2本までに制限した方がいい(それ以上は履歴書で悪い印象を与えかねない)ということは、助言として良く聞かれることです。

アカデミックコミュニティでの評判がどうであれ、PLOS ONEの目覚ましい成長ぶりは他の出版社の強い関心を引いています。PeerJ、IEEE Access、Scientific Reports(ネイチャー・パブリッシング・グループ)、Open Biology(英国王立協会)はどれも最近創刊され、市場でのシェア獲得競争に参戦した主なメガジャーナルです。将来、大多数の論文がメガジャーナルで発表され、その論文が発表された雑誌の名前ではなく、研究そのものの価値によって論文の真価が問われる日が来るかもしれません。このような民主的理念は、 PLOS ONEや他のメガジャーナルが基調とするところであることは確かなようです。

ジャーナルの名声やインパクトファクターに重きを置く著者にとっては、超一流ジャーナルでの論文掲載を目指す状況は変わらないでしょう。しかし、幅広い読者層に向けて、なるべく早く研究成果を発表することを重要視するのであれば、メガジャーナルは非常に現実的な選択肢と言えます。このことはまた、オープンアクセス・メガジャーナル時代の到来を意味しています。


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