エディターの視点

科学界における自己引用

詳細: 公開日:2019年09月27日（金）09:30

- G.A., シニアエディター

科学研究結果の重要度は、その研究結果が科学界に与えるインパクトの点から考慮されるのが一般的です。インパクト自体はやや曖昧な概念であるため、科学者はインパクトを測定する基準として被引用数を頼りにします。学術誌のインパクトファクターは、掲載された論文の被引用数に基づいており、著者は掲載された論文が引用された総数を追跡することができます。

「プランS」の始動を遅らせる発表

詳細: 公開日:2019年07月23日（火）10:00

- G.A., シニアエディター

2012年、1月のエディターの視点に掲載したとおり、「プランS」は2020年1月1日に始動すると決まっていました。プランSとは、公的助成を受けた研究者が、自身の研究成果を発表することができる場を限定することを目的に、欧州の主要な助成機関が立ち上げた取り組みです。

データ共有に関する日本の視点

詳細: 公開日:2019年08月15日（木）10:00

- A.P., エディター

日本は、科学的な研究開発（R&D）における世界的なリーダーであろうと努めており、現在、R&Dに使う費用および研究成果に関して上位5か国に入っています。研究努力が強化されている側面の1つにデータ共有があります。データ共有は相乗効果を上げ、共同研究を促進し、意思決定の改善を可能にします。それでは、日本の研究者はデータ共有に対してどのような意見を持っているでしょうか。