ネイティブであるべきか否か-固定観念に囚われがちな翻訳業界の現状
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- 公開日:2015年03月26日(木)12:09
- K.N., シニアトランスレーター
翻訳業界では、日英翻訳の場合、英語のネイティブスピーカーでなければ質の高い英訳は不可能であろうとの考えから、翻訳会社が「ネイティブ」の応募のみ受け付ける、あるいはクライアントが「ネイティブ」の翻訳者を指定するケースが珍しくありません。実際、能力の高い翻訳者の大半はネイティブスピーカーであり、一般的に英語を母語としない翻訳者にとって「ネイティブ」レベルの英語を使いこなし、翻訳をするのは至難の業であることは事実です。