ジャーナルの影響力評価をめぐって
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- 公開日:2014年06月26日(木)14:40

- G.A., シニアエディター
トムソン・ロイターが提供するインパクトファクター(IF)は、掲載論文の被引用回数の平均を基に計算するもので、学術ジャーナルを評価する指標として現在最も広く認識されています。しかし、科学分野のジャーナルの影響力を測るために開発された指標はIFだけではありません。今回は、IF以外に注目を集めている2つの評価指標を紹介します。
- G.A., シニアエディター
トムソン・ロイターが提供するインパクトファクター(IF)は、掲載論文の被引用回数の平均を基に計算するもので、学術ジャーナルを評価する指標として現在最も広く認識されています。しかし、科学分野のジャーナルの影響力を測るために開発された指標はIFだけではありません。今回は、IF以外に注目を集めている2つの評価指標を紹介します。
- G.A., シニアエディター
研究者がある調査研究を完了したら、次に目指すのは研究成果を発表するにふさわしいジャーナルを見つけることでしょう。ジャーナルを見つけ、論文原稿を投稿したら、原稿はピアレビューを受け、編集委員と査読者から必要な修正に関するコメントを受けるというのが通常のプロセスです。その後、論文がアクセプトされて掲載に至れば、これで一連の仕事は完了したと思われるかもしれません。
- G.A., シニアエディター
投稿した論文がリジェクトされたのですから、同じ出版社が発行する他のジャーナルに論文を発表する義務はまったくありません。一方、別の出版社が発行するジャーナルに新たに投稿することを決めた場合、「二重投稿」や著作権の問題を懸念する必要はありません。
- G.A., シニアエディター
英国王立協会として広く知られる「自然についての知識を改善するためのロンドン王立協会」は、現存する最も古い学会であり、科学出版社でもあります。王立協会は1660年に設立され、協会発行の学術誌「フィロソフィカル・トランザクションズ」は1665年に創刊されました。この伝統ある王立協会が、今年新たにオープンアクセス誌を創刊するというニュースを意外に思われた読者もいるかもしれません。